前回の記事はこちら↓
ランサーエボリューションⅧ型の純正リアスポイラーを無理矢理RX-8にくっつけよう!!
【トランク穴開け編】
http://namazur.blog46.fc2.com/blog-entry-1039.html
【パテ盛り編】
http://namazur.blog46.fc2.com/blog-entry-1040.html
ハミ出たパテを大まかに削ってみよう!トランクの穴開けからここまで、全て1日の出来事なんですが
流石にこの頃にもなると外は真っ暗だった為仕方なくお風呂場でパテを削ってみる事にしました。
つーか粉の飛散っぷりが半端じゃねぇ!!

花粉用マスクで何とかしのぎましたがもう二度と風呂場でパテを削る事はないでしょう・・・。

荒削りが終わったら水で粉を洗い落とし、再度脱脂を行います。
薄付けパテを盛ろう!風呂場で大まかに削ってこんな感じになりました。


この「窪んでいる部分」をこのままにしてはおけないのでこの上から薄付けパテを盛っていきます。
使用したのは
【ソフト99 うすづけパテ B-006 ナチュラル】
パテの巣穴(空気の混入した部分)やボディーのキズの補修に使われるパテです。
最初に使った厚付けパテとは違い1液性なので硬化剤を混ぜ合わせる手間が省けます。
しかし物凄いシンナー臭が漂うので屋内での使用はお勧めできない・・・。
2日経った今でも部屋がシンナー臭いですもんw
こんな感じでパテの凹んでいる部分に塗り込んでいきます。


ラッカーパテはラッカーが蒸発する事により固まるパテです。ですからあまり厚く盛らない方が無難です。
まぁ私は結構厚く盛っちゃいましたけど・・・。
両足の凹み部分に盛って使用量はこれぐらい。

って感じで現在に至ります。まだここから先へは進んでいません。
ここから先の行程は、
パテ削り(中期)→巣穴埋め→パテ削り(最終)→カーボン部分のクリア層剥がし→塗装足付け→塗装→ウレタンクリアー→車体への取り付けって感じでまだまだ道のりは長いです。
さて、RX-8にくっ付くのはいつになるのやら・・・。
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- 2009/10/20(火) 22:12:08|
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【トランク穴開け編】
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パテを盛るぞ!!パテにも色々種類があってですね、
バンパー用うすづけパテ(柔らかくてある程度の衝撃を吸収できる)やら
グラスファイバーパテ(ガラス繊維が入っていて非常に強固)やら
ある訳ですが、今回私は
【ソフト99 ボデーパテ徳用缶 400g缶】を購入。

このパテは「ボディーの金属部分に対して」使用するパテです。
リアスポの足部分に使うのは・・・うーん、どうなんでしょう。
一般的にはグラスファイバーパテを使用している方が多いようですがアレは堅いそうですしね。
堅すぎると削り作業が大変だろうなぁって事で今回はこのパテを使ってみます。
そして、最新電動工具も合わせて購入。
【コーナーサンダー CSD-10KD】
こいつでパテの足付けをしたりパテを削ったりしてやろうという目論見です。
両手で持つタイプの物は大きく重く小回りが効かないので片手で操作できるこいつは大変お勧めです。
んでこれ、実は
ケーヨーD2のオリジナル商品なんです。 しかも値段は
¥2,480!!
安すぎて売り場ですっ転びましたよ。嘘ですけど。いや、値段は本当ですけど。
つーかこの
「安いのになかなか良い感じの性能を発揮してくれる電動工具」ってどっかで見た事ありますよね?
このブログでは既におなじみの・・・
儀キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!驚いた事に
『アースマンシリーズ』でおなじみの儀のOEM商品でしたw
(過去の儀関連記事はこちら)過去のアースマン製品と本体色が統一できなかったのは残念ですが背に腹は替えられません。
脱脂用のブレーキクリーナーも用意して、準備は整った。

車体外側の「フチ」を形作る。まずはパテが食い付きやすいようにパテを塗る部分をサンダーで荒らします。


カーボンだろうが構いやしません。とにかくパテが当たりそうな部分を多少広めに荒らしておきます。
ちなみにここでは少々粗めですがコーナーサンダーに付属していた120番のサンディングぺーパーを使用しました。
面荒らしが終わったらブレーキクリーナーを吹き付け埃を落とし、合わせて脱脂します。
そしたらパテをよ~く練ります。

缶に入った白いドロドロした主材と、チューブに入った黄色い絵の具のような硬化剤を100対2の割合で混ぜ合わせます。
つーか・・・
100対2って言われても全然ピンと来ねーよwww 2対1とかならまだしもよ・・・。
とツッ込んでいても始まらないので適当に混ぜ合わせます。
で、スポイラーをボルトでボディーに仮固定した上でボディーとスポイラーの隙間(最大で約10ミリ)にパテを流し込みます。


このパテは最初はドロッドロですが硬化剤を混ぜ合わせてから10~20分ほど経つとなんの前触れもなくいきなりパキーンと固まっちゃいます。
いやまぁ、それはオーバーかも知れませんがクレヨン以上の堅さには固まっちゃいます。あっという間に。
作業は手早く済ませましょう。
ここでの目標は
リアスポ接地面の周囲(主に車体外側)に『フチ』を作る事にあります。


後で車体から取り外して仕上げるので奥まで流し込まなくても結構です。
30分経過・・・
結構な堅さになってきたので仮固定のボルトを外しスポイラーを軽く叩いてみると・・・


塗装保護用のテープからポコンと外れてくれます。
この時に気付いたんですが保護用テープはガムテープなど厚手の物を車体との間にエアーが噛まないように綺麗に密着させてやった方が良いですね。
シワになってるとそのシワの段差がパテに移ってしまいます。
あとトランク側面や裏側も綺麗にマスキングしてあげましょう。
ボディーにパテがくっ付いて完全硬化してしまうとちょっとやそっとじゃ剥がれなくなっちゃいますから。
で、こんな感じで一番ボディーとの間に隙間が空いている部分のフチができあがりました。


ちなみに、私がパテを練り始めてからの画像は全て嫁が撮影している為ピントが甘く画像が斜めってたりしますが許してやってください・・・。
そしたらまた新規にパテをネリネリして・・・
盛るべしっ!
盛るべしっ!
盛るべしっ!
盛るべしっ!
出来る限りパテの中に空気を含まないように影になっている部分にもしっかりとパテを流し込みます。
ネジ穴やスポイラーから出たボルトにはなるべく付着させないようにしましょう。

この作業で400グラム入っていた徳用缶の厚盛りパテは8割方消費されました。
そしてここからが第1段階のフィナーレ。パテが完全に硬化してしまう前にトランクにブチョッと仮止めします。

こんな感じでパテがハミ出て来ますがこれで良いんです。
こうする事によりトランクが微妙に描いているR(曲線)をスポイラーのパテ足部分にしっかりと写し取る事が出来ます。
後はサイドからハミ出たパテをチョチョイとヘラで均してやって・・・


以上でパテ盛り第1段階、完了でございます。
お疲れ様でした。
次回は怒濤のパテ荒削り+薄付けパテを盛っていきましょう。
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- 2009/10/19(月) 22:54:22|
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「リアスポレスは燻銀!(キリッ」そう思っていた時期もありました・・・つーか免許取ってから今までずっと。
なんかリアスポが付いてない方が逆に格好良くないッスか?スポーツカーって。
だからFD乗ってた時も速攻純正の羽根を外して乗ってたんですよ。
でもそれらは「純正バンパーが搭載されている場合」に限る事に気付いた。
私はつい最近こんな感じの社外リアバンパーを入れちゃったので・・・

ここまで派手だとなんか寂しいんですよ、羽根がないと。
(このバンパーの詳細記事はこちら)って訳でどうするか悩んでた訳です。
最近流行(もうブーム過ぎた?)のGTウイングは無骨すぎてちょっとアレですし・・・

なんか「やる気満々」過ぎてちょっと・・・しかも10万越えとかザラだし。カネねーよ。
かと言って、マツダスピードのスポイラーは・・・

なんか「貴婦人」っぽいお上品さが気にくわない・・・しかもこれ13万円だし。カネねーよ。
って訳で唸っていたところとランエボⅧ乗りの友人がディーラーにて(!)お下品なGTウイングに換装。
実はこのランエボⅧの純正リアスポの幅ってRX-8のトランク幅とほぼ同一でしてね・・・、
以前から「交換するなら俺にくれ!!」と言っていたんですw
で、


届きました。交換して貰ったディーラーからの直送ですw
つーか最近はディーラーでもGTウイングの取り付けやってくれるんですね。すげぇ。
カーボンですよカーボン!
ランエボⅧは国産車初の
純正カーボンリアスポを搭載しているんです。
これ、新品で買うと16万ですって・・・。
これはトランクとの接合部分。

画像は車両左側の部分で右が車両後方、左が車両前方です。
赤丸の埋め込みボルトと黄丸の埋め込みナット、そして中央青丸のツメで固定している様子。
ランエボⅧの純正リアスポをRX-8にくっ付けよう!当然そのままでは固定に無理があるので加工します。
まずはこの樹脂のツメ。RX-8には不要なので頭の部分をニッパーで切断します。


そしてトランクへの穴開け加工用に台座の型を取ります。
こんな感じの不要になったクリアケースを用意して・・・

こんな感じでボルト部分に穴を開けて差し込み・・・

フリーハンドでボルトの穴位置を写します。

この型紙は後で役に立つんですよ。
トランクに穴を開けよう!穴を開けたらもう後戻りはで来ません。
めんどくさがり屋の自分を追い込む為にもさっさと穴を開けてしまいます。
まずはトランクに塗装保護用のテープを貼ってスポイラーを乗っけて現物で位置合わせを行います。


スポイラーのフロント側からボルトが出てるでしょ? その部分を目安にして穴開け位置を左右均等に合わせるんです。
かなり重要な作業ですので定規を使いミリ単位でキッチリと左右均等に合わせましょう。
位置が決まったらポンチを打ちます。


ドリルの刃先が滑らないようにほんの少し穴開け位置を凹ましてやるんです。
あまり強く打ち付けると穴開けに関係無い周辺の部分まで凹んでしまうので注意。
アッーーー!!
真っ直ぐ真下に向け、最初は3ミリの刃で穴開け。
そして6ミリ。

このままではトランクの骨が邪魔してきちんとボルト止めできないので・・・
ホールソー(30ミリ)の登場です。

中心のドリル刃をガイドにしてこんな感じで骨を切除できます。

そしたらラジペンで掴んでペローンと引っ張って、

ニッパーで切断しちゃいます。

この部分は丁度トランクの縁に近いので折り込まれた鉄板のおかげで段差が出来てしまっています。
この段差はワッシャーなどで補うしかないでしょう・・・。
切断部分は鋭利なので指を切らないように面を取っておきます。

表面も同様に。

今日は珍しく展開速いけど付いてきてるか??実は今日は既にパテ埋めまで終わってるんだぜ・・・。
型紙大活躍!!はい。
スポイラーに付いているボルトが車体に差し込めるようになったのでスポイラーを車体に仮固定し、
スポイラー台座後部の輪郭を油性ペンでなぞり簡易的な型を塗装保護用テープに写し取ります。
それが終わったらスポイラーを一端取り外しこの記事冒頭で作った型紙を当ててみると・・・


ほら! 後方固定用ボルトの穴位置が簡単に分かるんですよ!! このまま後方穴の位置にポンチを打って穴開け開始。
この画像は車両左側ですが、右側は型紙をひっくり返して使用する事が出来ます。で、そちらも穴開け。
後方の穴の裏側は丁度平らになっている部分なのでホールソーで周りを削ってやる必要はありません。
次はパテ盛るぞパテ!!
でも長くなったんで続きはまた後日。
つーかDIY得意そうな雰囲気をカモしてますが実は私、車体への穴開けもパテ盛りも、
この後待ち構えている自家塗装に関してもズブの素人です。
一度も経験ありませんw
また、一連の作業は現在も継続中(完了していない)なのでこの記事通りに作業を進めると何かしらの不具合が発生する場合もあるかも知れません。
って事でもしこの記事を参考にされる方はもう少し待ってからにした方が良いと思います・・・。
てゆーかさ、ランエボⅧの羽根をRX-8に搭載してる人ってネットでは結構見るんだけど
こんな感じで詳しく解説してる人って皆無なのよね・・・。
もっと公開していこうぜ!!
そりゃ、ね。
「簡単に真似されるのがイヤ」って気持ちは分かるけどさ・・・こんな面倒な事やる奴なんてそうそう居ないと思いますよw
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- 2009/10/18(日) 23:56:19|
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過去の記事はこちら↓
【商品選定編】
http://namazur.blog46.fc2.com/blog-entry-978.html
【下地施工編】
http://namazur.blog46.fc2.com/blog-entry-1035.html
って事で下地処理も終わったので施工開始です。キットに同梱されているグリップ用のスポンジと薬剤塗布用のソフトクロスを使用します。

詳しい施工方法はPCS社のHPにあるのでこちらをどうぞ。
で、使用感ですが・・・
想像していたよりかなり楽に液が伸びムラになりにくい!!薬剤は「完全硬化」と言う事もありもっとダラッとしていて糊のような感じのイメージを持っていたんですが
実際はかなり流動性が高くサラッサラな状態です。まるで水道水のよう・・・。
下手な液体ワックスなんかより断然伸びが良いですよ。
コツとしては最初はクロス全体に多少多めに薬剤を塗布し、
そのまま40センチ四方程度を目安に縦拭き→横拭きを繰り返しボディーにムラなく皮膜を作っていきます。
その後は1枚¥1,500円のボッタクリクロスで拭き上げるだけで・・・

ボディーもFRPバンパーもこのヌメリwww正直拍子抜けです。
こんなに簡単にムラなく塗れてしまって本当に厚い皮膜が乗るのかと・・・。
しかも更に予想外な事に・・・
RX-8丸々1台、ボディーからバンパー/サイドスカートまで塗布して使用量はたったこれだけw塗布量をケチった覚えなんか全然ありません。
PCS社のHPでは「これ1本で中型車両1.5台分」とあったのでそのまま1本使い切る勢いで塗っていたんですが
薬剤の伸びが非常に良く、ボディーにも馴染みやすいのでたったこれだけの使用で済んでしまいました・・・。
MMCイオン触媒液(薄め液)は全く出る幕もなく・・・ (全然ムラにならなかったので)

使用部材もスポンジとソフトクロス、拭き上げ用のボッタクリクロスのみと至ってシンプル。

(青いタオルは窓拭き用の物で今回のコーティングとは関係ありません)
更に驚いたのはこの薬剤塗布用ソフトクロスの汚れっぷり。

あれだけしっかりと水垢落としした後だというのにこの汚れっぷりは・・・。
PCS社のHPに「主材は無溶剤」とあるのですが塗膜表面の目に見えない汚れがツルッツル落ちるw
リアバンパーに付いていたタールやピッチといった頑固な固形油の汚れも少し力を入れて擦るだけで簡単に溶け出しあっという間に落ちてしまうんです。
どういう事だよこれw
で、肝心の「効果」はどうなのよ?って言われてもまだ施工して二日しか経ってないので何とも言えないですw
ただ、本当に施工はラクでした。私が「元洗車特化型GSのアルバイターだった」という過去を抜きにしても。
半練りワックスをムラなく施工できる位の技量すら必要ありません。
下手したら普段
フクピカを使っちゃってるような方でも普通に塗れちゃうかも。
固形ワックスのようにワックスカスが出る事も皆無ですし、
それに伴い各ボディーパネルのヘリの部分でワックスカスが白く硬化する事もありませんし、
高流動性の液体なので非常に伸びが良く拭き上げ時に手に掛かる抵抗も小さく腕も疲れませんし、
塗面に容易に浸透し薬剤が乗った部分は濃い色に変る為塗り残し/拭き残しのチェックも簡単ですし、
塗装されていない樹脂部分にも使用できるのでボディー全域に渡りコーティングでき、
黒い樹脂パーツを避けながら神経質に施工する必要もありません。しかも薬剤の使用量もかなり少ない!私はPCSの社員ではないのであしからずw
しかもPCSの直販なのでアフィリエイトの類も無いですし。
これで持ちまで良かったら本当に言う事無いですよ。(耐久性の検証には時間を要しますが・・・)
ほんと拍子抜けです。散々気合い入れてたのに・・・。
もしかしたら下地処理で使用した
HRC+S703のおかげでコーティングがムラになりにくい状況が整ったのかも知れませんが
きちんと比較した訳ではないので詳細は不明です。
しかもね、HPには「クロスは薬剤で固まってしまい再使用不可です」とあるのに
洗濯機で洗ったら全く問題無くフカフカになり最使用できそうな感触・・・。
で、あまりにも薬剤があまり過ぎだったので翌日・・・
再度塗布作業を行いましたw二日連続で洗車してたんで近所の方から「また洗ってるのか!」と声を掛けられる始末・・・。
次回はその時の洗車の様子(詳細版)と、驚くべき光沢と水弾きっぷりを接写でとくとご覧頂きましょう。
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- 2009/10/14(水) 03:29:14|
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【商品選定編】 一般人でも購入できるプロショップ用完全硬化特厚マジ皮膜コーティング剤
http://namazur.blog46.fc2.com/blog-entry-978.html
って訳で購入したのはこちら。
有限会社プロテクトPCSが施工/販売している
【PCSHG4S(LIGHT)】と言う名のプロ用コーティング剤です。
詳細は商品詳細ページで確認できますが分かりやすく言えば『マニキュアのトップコート』のような物です。
無機質とフッ素の完全硬化する保護皮膜を施工できるハードグラスコート剤。
塗装の最終仕上げに使う「クリア層」に似たような物なんですよ。
つまりどういう事かというと・・・

原液を長時間空気中で放置するとガラスのように硬化してしまうんですw
(この画像の詳細はこちら)液体や固形のワックスとは明らかにレベルが違います!!ワックスってのは結局ただの「油膜」な訳ですよ。
指で擦ったりすれば簡単に落ちてしまいますしその膜自体も非常に薄いんです。
しかしこのHG4Sは別格!!
マジで完全硬化する特厚皮膜です。
当然持ちも良く使用し続ける事により皮膜が更に厚くなりツヤの深みが増す訳です。
素晴らしいでしょう・・・。
しかし注意も必要です。
これだけ完全に硬化する皮膜ってのは塗りムラが出やすいですしもしムラになったらそれを落とす事は非常に困難になります。
つーかバフで磨き落とさない限り剥がれてくれないんじゃないですかね・・・。
それに施工面に水垢や小キズが残っているとそれをそのまま封印してしまうんです。
つまりこういう完全硬化系コーティングは新車が納車されたら即日実施だとか
プロショップでポリマーコーティングして貰った後に施工した方が良いんですけどね。
まぁそんなお金(大体5.6万円ぐらい)も無いんで
今回はある程度汚れを落とした状態でそのまま施工する事となりました。
「で、何を買えばいいのよ?」こういうコーティング剤は下地作りが命です。
まずは塗装面に乗っている鉄粉を除去し、その後水垢を落とします。
手持ちの水垢落とし剤にはよく分からない成分のワックスが含まれてしまっているので
「どうせなら・・・」とPCS社の製品で固めてみました。
PCSHG4S(LIGHT)キット

一番右の「MMCイオン触媒液」にはなにやら怪しい文言が書かれていますがようは薄め液みたいなものです。
HG4Sを施工した上に(完全硬化前に)こいつで拭き上げをしてやるとHG4Sの薬剤が平坦に馴染んでくれるようです。


そして下地作り用の
HRC+S703

他にクロスも2点購入し合計は↓
[商品名]:PCSHG4S(LIGHT)キット[113] 5,628 円 x 1 キット 5,628 円
[商品名]:HRC+S703[173] 2,625 円 x 1 本 2,625 円
[商品名]:PCSイエロークロス[1015] 1,470 円 x 2 枚 2,940 円
商品小計 11,193 円しょうがない、これは。
クロスが1枚¥1,500とかボッタクリも良いところだけど最初だけは「純正品」で揃えた方が身の為です。
2回目以降はその材質/質感に近い他社の安い製品を買ってくれば良いだけですから。
ちなみにコーティング剤は冷蔵庫保管がデフォです。

購入後6ヶ月程度で密栓していても硬化が始まってしまい使用できなくなってしまうようなので注意しましょう。
次回からは
HG4S単品とクロスのみの購入で済むので5千円掛からないですね。
まずは気合いを入れて下地作り!!いつもより入念に30分ほど掛けて水洗い。水洗いに使用する洗剤は台所用洗剤でOKです。
台所用洗剤は油膜分解能力が非常に高い上に手肌にも優しい最強カーシャンプーなんですよ。
泡立ちも素晴らしいですしね。
ただ油膜分解能力が高すぎるのでワックスの油膜分まで分解してしまう諸刃の剣。
使用時は濃度を自分で調整して使用してくださいネ。
砂汚れを洗い流したら次は鉄粉取り。
「鉄粉ってなぁに?」って思った方は洗車後の塗装面を手で触ってみて下さい。
なんかザラザラしませんか?
しかも爪で擦っても塗面に食い付いていて簡単には取れない・・・それが鉄粉です。
車ってバッテリーが繋がってて車体全体が電気を帯びて磁石のような状態なんですよ。
ですから雨などに捕らわれて空から落ちてきた鉄粉が塗面にくっ付いてしまうんです。
どうせ空から降ってくるならかわいい女の子の方が良いのにね・・・。

って訳で鉄粉を取るには
「鉄粉取り粘土」とか
「トラップ粘土」等と呼ばれる物を使用します。
こちらが私の愛用品。

鉄粉を溶かす薬剤系の噴霧型鉄粉取りもありますがアレはお勧めできません。
除去能力が低い上に太陽光に当てすぎると塗装が痛みやすいです。
使用時にはよーく揉んで柔らかくして、
必ず水を付けて使用しましょう。

これで塗装面をそのまま擦るので乾いた状態では間違い無く塗装が傷だらけになってしまいます。
コンタクトレンズのように「水に浮かせて使用する」んです。
無理矢理押しつけて擦ってはいけません!!
手は軽く添えるだけ。絶対にゴシゴシなんかしちゃいけませんよ。
で、こんな。

この茶色いの、みんな鉄粉です。
ほんの40センチ四方ぐらいの面積でこれですからね・・・。ちなみにこれでも数ヶ月に1回は鉄粉取りしてるんですけどw
汚れた面は速やかに内側に折り込み、常時綺麗な面を使って下さい。
粘土を地面に落とした場合は即廃棄!!勿体ないとか言ってる場合じゃありません。
落とした粘土なんか使ったら塗面がザリザリになっちゃいますヨ。
次はワックス落としと水垢落としです。
HRC+S703を使用します。
以前購入したガラスの油膜取り用ポリッシャーを使い迅速に仕上げます。


こいつがあると本当にラク。ガラスの頑固な油膜も本当に一瞬で取れてしまいますから。
ボディーの水垢取りにも使えるので本当に良いですよ、安いしパワーあるし。
で、
HRC+S703の使用感ですが・・・ちょっと心許ない。
こいつは濃紺車向けですね、使った感じだと。
コンパウンドが細かすぎて全然小キズが消えてくれませんでした。
もっとワシワシ削ってくれるんじゃないかと期待していたんですが・・・。
次回は
ファインセラミック F404を使ってみようと思います。
こちらも
HG4S対応の下地剤ですしなにより安い・・・。(容量は少ないけど)
変なコーティング剤も含まれていないようなのでこれを使用した後は全く水を弾かない状態になり磨き残しの確認にも役立ちますね。
これはガラスの画像になりますが塗面がこんな感じになる訳です。

上半分が研磨後、下半分が未研磨(油膜が乗っている)部分。
あー、失敗した。次回は絶対
ファインセラミック F404だわ。
と、ここまでで既にかなり綺麗なんですが・・・
肝心のガラスコーティング剤の施工が残っています。
続きは次回!!
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