以前購入したエアホーンを先週末にようやく取り付けました。
結構取り付けスペースがありそうなRX-8ですが作業は意外と面倒だった・・・。
以前の関連記事はこちら↓
RX-8に搭載するエアホーンを購入する 【エアホーンとはなんぞや編】
http://namazur.blog46.fc2.com/blog-entry-570.html

はい、まずはフロントバンパーを外しましょう。 (詳しい外し方はこちら)無事外れたら運転席側ヘッドライトの下を覗き込んでみます。

ありました。 この赤丸がRX-8純正ホーン。 ちなみに黄丸は既に取り外してしまったホーン配線です。
RX-8の純正ホーンは左右対称に二つ付いています。 つまり反対の助手席側にはもう一つ付いている訳です。
HIの音を担当するホーンとLOWを担当するホーン、
この二つのホーンで軽やかな中にも高級感のあるなかなかいい感じの音色なんですよ、純正ホーン。
でも今回はエアホーンに交換しちゃいます。
細かい作業は全て運転席側のホーンだけに限定。助手席側のホーン配線は外してしまうだけです。
RX-8のホーン配線は1箇所に付き1本だけ、つまりホーン本体からアースが出ているので作業は簡単です。

本当は純正ホーンとエアホーンを切り替えできるように加工したいのですが
今回は時間と道具が不足していた為純正ホーンを完全に殺してしまいます。
しかし車検時等の為に復帰させる必要がある場合も安心!
なぜならエアホーンの電源を殺した上で純正ホーンの配線を差すだけで直ぐに元の状態に戻す事が可能だからなんですね。
まずはエアホーンの心臓部、コンプレッサーの取り付け位置を考えましょう。コンプレッサーはその名の通り、エアーを圧縮しホーンへと送り込む重要な部品です。
内部には大電流を消費する大型モーターが内蔵されている為に結構な重量感・・・。
しかもモーター作動時には振動も出ます。 (作動音も「ブボボボッ」って感じで凄いです)
って事なので
それなりにしっかりとした場所へ取り付けないと危険です。
適当な場所に取り付けてしまいコンプレッサーが脱落して電源コードがショートしてしまうと
車両火災が起きるという危険も十分考えられます。
いくら何重にもヒューズが付いているからと言っても過信は禁物!
どれだけ安全対策を施しても燃える時は燃えるんです。そんな訳なんで私が考えた取り付け位置は、
『純正ホーン取り付けステー』でした。
この位置なら雨水の直撃も軽微です。
まずは運転席側の純正ホーンをステーごと取り外します、10ミリ。
かなり奥まった位置のボルトなのでラチェットに延長ソケット等を付けてアクセスします。
結構硬いです、このボルト。
外れました。

このステーからホーンを取り外しホーンの固定されていた穴にコンプレッサーを固定する訳です。
ステーはかなりの板厚で多少の衝撃にはビクともしません。
しかしここで問題が。
コンプレッサーの固定は防水性も考慮し
垂直方向限定なんです。
ステーがこのままでは水平方向なので具合が悪い訳です。
つまりステーをこのように90度下方に押し曲げてやらないといけない訳なんですね。

でも上でも書いたようにこのステーは非常に堅牢!!
片方を素手でつかみ、もう片方をペンチでつかんで曲げようにもビクともしません・・・。
万力なんかがあれば簡単に曲げられるんでしょうがあいにく私は持ち合わせておりません。
って事で、一旦ステーから純正ホーンを取り外しステーだけをまた車両にボルト止めして固定。
その上でホーンが付いていた部分をペンチでつかみ下方に90度折り曲げました。
それではステーにコンプレッサーを固定しましょう。

パーフェクトですね。
赤丸部のナットは元々エアホーンに同梱されていた固定ナットですが
根元に挟み込んであるギザギザの回り止めワッシャーは純正ホーンから拝借した物です。
使える物は使っておきましょう、無駄無くスマートに・・・。
次はハーネス各部の仮接続です。
今回はレスポンスアップキット
(詳細記事)を使用したので別途で配線を用意したりギボシを噛ませる手間が省けました。
画像中央上部の赤丸はいまだに接続していないブローバイキャッチタンク・・・。
毎回繋ごうと思ってて忘れています。
ハーネスの接続は説明書通りにやるだけなので非常に簡単です。
まず黒線をボディーにアース、黄色線をコンプレッサーのプラスに接続し
同梱されている黒/緑ケーブルをコンプレッサーのマイナスに接続しボディーにアース。
そして2本ある青線の内1本をボディーアース、もう1本を純正ホーン配線に割り込ませます。
赤い配線はバッテリーのプラス端子に直に接続するのですがこれは作業の一番最後に接続しましょう。もし作業途中で短絡させてしまったら本体故障や車両火災に繋がりかねません。
はい、先程の運転席側純正ホーンの位置に必要な配線を引き込みました。ヘッドライト後方にエンジンルームからこの位置に抜ける穴が開いており簡単に持ってくる事が出来ます。

黄色のケーブルはこのままコンプレッサーに接続するので良いとして、問題は青いケーブル。
コレを純正ホーンのケーブルに割り込ませてやる必要があります。
なのでまず純正ホーンケーブルの保護被覆を切断。 間違えてケーブルを切ってしまわないように注意。

こちらもキットに付属のエレクトロタップでちょちょいと繋いでしまいます。

私はエレクトロタップって嫌いなんですよね。 繋ぎ方悪いと直ぐ接触不良起こすんですもん・・・。
で、この状態でバッテリーへの接続も済ませコンプレッサーの動作テストをしてみましょう。
ホーンを繋いでしまうと近所迷惑になってしまうのでコンプレッサーのみの単独運転テストです。
ホーンボタンを押してみてコンプレッサーが
『ブボボボッ』と言えばOKです。
次はいよいよホーンの取り付けです。
きたない足が写り込んでいますが気にしないでください・・・。
ホーンの取り付け位置は結構迷いました。
まずこれだけの物が収まる位置を探さなければなりません。 結構スペース取りますよ、エアホーンって。
更には雨水がホーンの上部構造(金属製の笛部分)に当たらず、吹き出し口自体も水の浸入を防ぐ為下向きに、
しかしあまりにも車体内部に隠してしまうと今度はホーンの鳴動音がエンジンルームに篭ってしまい
外に向けて音が発せなくなってしまいます。 それでは本末転倒ですので微妙なセッティングが必要。
そして何より、ホーン取り付けの為に車体の金属部分に穴を開けるのは面倒なので避けたい。
って事で・・・

この位置に決定! エアコンのコンデンサー前部右サイドに斜めにオフセット。
ホーンを固定している部分はプラスチック製の導風板部分なので穴あけ加工も楽な上に強度も十分でした。
ラジエターへの導風に関してもそんなに問題は無いと思うんですけどね、水温計が無い為比較できませんw
ちなみに右側の画像のホーン後方に見える導風管はバッテリー冷却用の物ですが
私はバッテリーを既に移設しているのでここに風が当たらなくても全く問題ありません。
(詳細記事はこちら)全ての固定が終わったらエアー配管を接続、コンプレッサーとホーンを共に接続します。
そして各配線を綺麗に整理して終わりなんですが・・・

なんか気力が尽きたので適当にまとめてタイラップ止め・・・。
以前繋いだバラストもビニールテープで止まってるし
どうすんだよこの荒れ果てたエンジンルーム!そのうち全て綺麗にまとめたいところですネ。 (←「ネ」じゃねーよ今やれバカ)
で、早速エアホーンを鳴らして音色を聴こうと思ったんですが・・・
以外と見つかりませんね、人気の無い所って。
国道は車だらけでとても試験できませんし、山の方に行っても結構民家が建ってます。
1時間ほど走り回ってようやく人気の無い山道に到着したので鳴らしてみました。
こぅ、なんて言うかな、
「ファッ!ファーッ!」って感じの音でした。 分かりづれぇwww
フェラーリホーンは
「パッ!パァーッ!」って感じで結構攻撃的ですけど
(音色参考)それを丸くした感じですね、悪くないです。 ヨーロピア~ンな感じです。
思っていたほど威圧感は無いので挨拶に使用しても相手をビックリさせる事は無いでしょう。
レスポンスアップハーネスキットを使用しているので「チョン押し」でもきちんと鳴動してくれます。
どれだけ短く押してもエアホーン独特の「プカスッ!」って感じの情けない音は出ませんでした。
本当に凄いですよ
このハーネスキット。 エアホーンには必需品ですね。
って事で、今度時間を見つけて音色比較用動画を撮ってきます。
実は既に純正のホーン音は撮ってあるんですけどね・・・今回は時間が無かったので撮れませんでした。
以上で今回の記事は終了です。 お疲れ様でした。
画像が少ない割には長々と書きすぎた・・・途中で分割すればよかったかな。
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テーマ:メンテナンス&ケア - ジャンル:車・バイク
- 2008/10/18(土) 01:17:16|
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| コメント:6
>>貧乏暇なし
電磁ホーンだと¥1,000位で売ってたりしますからね。
つかイザという時の為に早く直しましょうよw
>>ちょっと通りますよ
それ(本物の電車ホーン)を自転車に積んでるツワモノもいますからね・・・。
恐ろしい世の中です。
一昔前にアリーナホーンってのが流行りましたよね。
「プアァーーーーン・・・」って感じでエコーが残るタイプの電磁ホーンなんですけど私も以前使っていました。
今は嫁の車に付けています。
当然、今では恥ずかしいのでエコー機能はOFFにしていますw
- 2008/10/21(火) 00:11:11 |
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